私は以前から海外での仕事に就きたいと思っていました。前職は国内での宝飾店で店長をしていましたが、特にダイヤモンドに対する興味が深くなるにつれ、もっとダイヤモンドのことを知りたいと思うようになり、米国宝石協会の日本校でダイヤモンドの基礎を学びました。当社を知ったのはその時です。

当社がダイヤモンドを専門に、しかも原石の状態から買い付けて研磨し世界中に販売していることを知り「これはまさに私の望んでいた仕事」と感じ、入社しました。

ダイヤモンドの輝きは、それをどうカット（研磨）するかによって大きく左右されます。ダイヤモンドに最高の輝きを与える当社のトリプルエクセレントカットの品質を原石から自分たちの手で作り上げ、それを世界中のお客様に喜んでいただけるということがなによりの魅力です。

いま私は主に買い付けと研磨・生産の仕事に携わっておりますが、一つ一つがシェイプやクオリティの違う原石をいかにして最高のカットに仕上げるかということは、簡単に思えて実は非常に奥が深く、最高のクオリティを追求することは同時にひとつ研磨の仕方を間違えれば大きな損失を招くことにもなるというシビアな世界でもあるのです。

また研磨の知識がなければ、当然原石の状態のダイヤモンドを買い付けることなどできませんので、買い付けと研磨というのはどちらが欠けても成り立たない非常に重要かつ責任のある仕事だと思っています。
日々インドの工場で生産を管理しながら、時にはアフリカへ原石を買い付けに行くこともあります。当社に入社しなければ決して知りえなかったダイヤモンド原石の世界にどっぷり浸かれる毎日は、私にとっては非常な喜びです。

現在インドの自社研磨工場は現地採用のインド人工員約300人で運営していますが、今後さらに規模を広げて1000人体制の工場にしていきたいと考えています。そして生産数をもっと増やし、より多くのお客様に当社の美しいダイヤモンドを提供していきたいと思います。それには課題も多く、工場内には改善すべきポイントがまだまだあります。

企業活動とはある意味、「つねに変わり続けること」だと思っています。自社独自のオリジナルカット（多面体）の創造・提案、納期・リードタイムの短縮などはお客様サービスをより良いものにするための取り組みです。また競争力のある商品を提供するための原石からの歩留まり率の向上は常に研究課題であります。
自社工場を持っている優位性を存分に活かしたお客様サービスを今後も追求していきたいです。

日常生活においてはそれほど馴染みのないダイヤモンドですが、あなたがお店で目にする一粒のダイヤモンドが美しく研磨されるまでには実にさまざまな過程を経ています。
そんなダイヤモンドを当社は原石から仕入れて自社工場で研磨し販売している、日本では唯一のダイヤモンド・マニュファクチャラーです。

オンリーワンな仕事をしたい人や日本だけでなく世界中をも舞台にした仕事をしたい人には非常に魅力的な仕事です。日本の企業としては唯一であっても、世界に目を向ければまだまだ競合の多い分野です。

つまりそれだけ成長の可能性も十分にあるビジネスだということです。

あなたの「夢」「やりたいこと」を当社に賭けてみてはいかがでしょうか。共に持てる力を出し合って、会社を世界一のダイヤモンド・マニュファクチャラーにしましょう。