黒田社長
ダイヤモンドビジネスに対するビジョンみたいなものが見えてきたのです。
そのビジョンを実現する為に新しい会社を造りました。
そのビジョンを一言のキャッチコピーで表現するとすれば「24時間ダイヤモンドビジネスを」ということです。世界の三大ダイヤモンド取引所というのがあって、アントワープ(ベルギー)、テルアビブ(イスラエル)、ニューヨーク(米国)、なんですが、そこに日本のバイヤーは一週間かせいぜい二週間の予定で買付けに行ったり来たりするのがほとんど一般的な買付けのパターンなのです。大手から中小までほぼ全てがそのパターンでやっているということです。
そこに私はビジネスチャンスを感じ、もっとビビッドでスピーディで効率のいい理にかなったモデルを考えたんです。それは三大マーケットに駐在オフィスを設立しバイヤーを常駐させ、24時間休むことなくダイヤモンドビジネスをおこなう、という構想なのです。日本から始まりニューヨークで一日が終わり再び日本に日が昇るということ。そのビジョンを実現させる為に、ホープインターナショナルを1983年の9月に設立しました。 |